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東京で活動するバンド、「しらべもの」のブログです。
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頭から風邪をひくパターンが多いです、マスイです。

映画を観に渋谷へ。
『ドアーズ/まぼろしの世界 』


ロック・スターであるモリソンにスポットライトが
当たるのは当然だし、彼の性格、人生、豹変っぷり、最期の伝説化が
魅力的なものであることは分かってはいる、つもりです。

ただやっぱり、思ってしまう。
死んだらそれで終わりだ。どんなに美化されようと。

まるでギリシャ神話のようなモリソンの詩。
エロティックであり、狂気的な歌声。
聴いている人を導く、というより誘う、という感じ。


もし自分だったらどれを演奏して歌いたいかなぁと妄想する。
うーん、迷う。
「Moonlight Drive」好きなんだよなー。
「Touch Me」もいいなー。
「Twentienth Century Fox」も楽しいだろうなー。


しらべものをはじめる時、ドアーズをよく聴いていたので
「キーボード」を是非入れたい!と思ってメンバーを探していた。
キーボード兼ドラマーの加瀬さんと出会い
ドアーズっぽい曲もできたりした。
その瞬間は「わーい!」ってなるんだけど
なんというか「表面的にドアーズっぽい」という感じ。

確かにあのキーボードがドアーズの特長、という印象があったんだけども
何回か聴いてると、予測ができそうでできにくい(さすがジャズドラマーだ)
このおかしな(素人ですみません)ドラムがやたらと耳から離れなくなる。

ロビー・クリーガーのギターもなんとも「生々しい」。
元々フラメンコギターをやっていたようだ。

「When The Music`s Over」という曲をはじめて聴いた時
私はかなり身震いしたのを覚えてます。
しらべものに「日の出前」という曲があるのですが
「When〜」的なことがしたくて作ったんですけど
まあ、全然違う気もしますが
雰囲気的にはこういうことがしたくて。
1曲の中で静寂と狂騒があってドラマチックに流れていって。
さっきまでおとなしかった演奏が
急にへびみたいにくねくねしながら暴れ出す。

しかし残念ながら、私から出る音には
圧倒的に「色気」が足りません。
色気はチャンプさん担当ということにしよう。
ベースって色っぽい楽器だと思うし。ふふ。



映画を観ていて再確認したことは
モリソンは魅力的なロックスター、ではあるけれど
それよりもまず詩人であり、思想家であるということ。

欲深く、したたかであり
寂しがりやだということ。


そしてそれは至極人間的だということ。


哲学を愛した青年は
人間というものが一体どういう生き物なのか
音楽を通して試行錯誤しながらも探り続けていたのかもしれない。


彼は透明の仮面をつけることによって
恥じらいから解放され
自由奔放に動きだし、歌い出す。

しかしいつしか人々は
過剰な彼のパフォーマンス見たさに
ライブに行っていたのかもしれない。

純粋にドアーズの音楽に耳を傾ける人が
減っていたかもしれない。


仮面の下の本当の自分が
弱く、脆く、ろくでなしだとしても
人々は熱狂の渦の中にするするっと入ってくる。
そういう引力が演奏からできあがってくる。

それは決してモリソンの仮面劇のおかげだけではないはずだ。
彼らの音楽それこそに魅力があるからだ。

残された詩と歌と音が、それを語っている。
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こんにちは。
『油断は禁物』を今日の寒さで知りました、マスイです。

朝、スパゲティで腹ごしらえをしたら
電車の中で吐気を感じる
ちょっと手前の気分になり、やや後悔。
やはり朝からがっついてはこの胃もびっくりか。
自分の体を過信しちゃいけませんね。

さて、行き先は三井記念美術館。ここは2回目です。
今日拝見したのはオーキョマルヤーマ、
『円山応挙ー空間の創造』です。

いつものように一通り見回った後
館内を行ったり来たりして気になる作品を
時間をかけて拝見しておりました。

作品の中に『淀川両岸図巻』という
ちょっと変わった絵巻物があります。
それを観覧していた二人のおばさまが
ひそひそ話してました。

おばさまA「それにしても細かいし、変わってるし。
                すごい人だけどさ
                こんな人が旦那さんだったら大変よねー」
おばさまB「ふふふ!そうねぇー」
私「(心の中)まあ、半分諦めて
      こんな奇才な人との人生もいいかもですよ!」

そっと会話に参加。


『波濤図』、『藤花図屏風』、『雪松図屏風』
そして『松に孔雀図襖』

最初はため息ばかり。そして次第ににやにや。
この「にやにや」が未だに自分でも解析できない。
よろこび・・、なんの?絵との出会いの?
うーん・・。


空間を自由に操る応挙。
見えていた景色をそのまま2次元の絵にすれば
当たり前だが現実との「ズレ」が生まれてくる。
しかし「こう見えたんだもんなー」と(言ってないと思うけど)
「ズレ」などおかまいなしに
むしろその「ズレ」を上手いこと使って
現実と絵の世界を結ぶ架け橋にしているような気がしました。

そして、松の枝、藤のくねくねした幹、垂れ下がった花々、
竹の一本一本、それらが描かれることによってできる余白は
単純に「余った場所」「描かれなかった場所」では
決してなく、計算された絶対的な余白であり
そこが有意的な空間となって
絵の中に吸い込まれる感覚になりました。


でも私は単純に大きな作品を見ると
圧倒され正座したくなります。
そして心が浄化された気分になって帰ります。


もし自分の子供が男の子だったら
「応挙」って名前もいいな。


こんにちは。
ちらっとぐらっと体調を崩して
「たくさん寝る」で徐々に回復中です、マスイです。

先日、下北沢モナレコードさんにて
しらべもの、演奏して参りました。
遅い時間の出演でしたが、残って聴いて下さったみなさん
共演者のみなさん、モナスタッフさん、
ありがとうございました。

演奏した曲を記します。

2010.11.06 下北沢モナレコード
1.まよいのふち
2.百年の孤独
3.虚構のハル
4.青の幻聴
5.針の根

今回、自分でも気に入っているギターメロディに
「何度も聴きたくなる」とお言葉をいただき
こそばゆく、うれしかったです。

自分の中の理想の「普遍的なメロディ」が
少しずつ形になってきてくれているのかもしれない。

共演者のみなさん、確立されたご自分の世界があって
聴いていて心地よかったし、刺激的でもあったし、楽しかったなぁ。
またこんなふうに時間を過ごせたらよかとです。


ライブ終了後、チャンプさんとモナ料理をモグモグしてたんですけど
何気なく注文した「自家製チーズケーキ」が
かなりの*オーコン!で
二人で興奮気味にいただきました、ごちそうさまでした。
(*オーコン!とは「オーマイ コーンブ!」
の略でかなりおいしいの意、
 つまり「かなり、かなりおいしい」となります。)



いつものように反省する点も山のようにあります。

でも、曲がすこーしずつ、こう、自分で立ってきてる感じといいますか、
曲に「自己」が発生してきているというか、
うーん、うまく言えないけれど、
こう、育っている感じでしょうかね、生き物のように。
そういう感覚になれたことが自分にとって
とてもうれしいことであります。

昨日できたあの曲も
うちらに色々こねられて
育っていってくれるといいなぁ。

いよいよ寒さが身にしみます!マスイです。

小さい頃から冬は好きではあります。
「暑さ」よりも「寒さ」の方がまだ耐えられる気がしてますが
結果、「寒さ」にもやられてます。
ただ、その瞬間、体内からじわじわっとエネルギーを出して
体をあたためようとする能力がわりと高い方なんじゃないかなと
思っているんです。



太っただけかなー。

そういえば背中の肉が、、




さて!

次回ライブがせまってきてますよ。
お時間ご興味ある方は是非お越し下さい!

2010年11月6日(土)
下北沢モナレコード

OPEN 18:00/START 18:30
ADV 2,000en/DOOR 2,300en
Lazy Slow Boat / ジンボウズ / しらべもの / 佐藤忠広


モナレコードさんのおいしいごはんが楽しみです。
しらべものは21時頃と遅めの出演になります。
眠りながら演奏してたらすみません。




こんにちは。久しぶりに「♪えきまえツタヤさんで〜」
DVDとCD借りてきました、マスイです。


さてさて、
先日のライブ音源をご試聴できるように致しました。
しらべものマイスペース

不安いっぱい夢いっぱいの演奏をお楽しみ下さい。

そしてライブに来ていただくと
さらに不安いっぱい夢いっぱい感が味わえると思います。




先日、あたくしなんとも久しぶりに
ガチャガチャを回してきました。




101014_010659.jpg

こやつが何者かは、ベースチャンプさんが(非常に)詳しいです。




ちょっと前に太宰の『お伽草紙』を読了しました。

うむ。既存の作品をこうやって敬愛しながらも
粗を探して茶化したり
カチカチ山のたぬきとうさぎ
浦島太郎と助けた亀、など
それらの関係性に新たなスパイスやら秘密を施したり。
音楽でいうと編曲・アレンジがすごく上手な人、なのかも。

次に読もうとしていた小説はあるのですが
ふと本棚を見て、持っている太宰リストを手帳に書いてみました。
まだ全作品を手にしてないなーと思い
今年中になんとかあと3冊は読みたいなと。

次はグッド・バイか惜別かな。






こんにちは。アニメ『かなめも』好きでした、マスイです。

 

さて、10月10日、しらべものは

10月月間連続ライブイベント【祭】

というイベントに出演して参りました。

 

イベント主催者は自らもアーティストの

藤間さん(O[ou])です。

1カ月間イベントを運営してゆき

自分も毎回歌うって、かなりのバイタリティでございます。

 

この日の出演者も音楽熱がかなりある方々ばかりでございました。

 

なかなか、こう、自分にはないものばかりを

みなさんお持ちでした。

 

ありがとうございます。

 

 

演奏した曲を記します。

 

2010.10.10 代々木ブーガル

1.百年の孤独

2.虚構のハル

3.まよいのふち

4.日の出前

5.針の根

 

そのうちライブ音源をマイスペースにのせます。

しばしお待ち下さい。

 

 

「それってだめじゃね!?」と言われそうですが

今までわたくし、ライブ中はだいたい途中から徐々に声帯が開いてきてました。

1曲歌えばだいたい響いてくると言いますか。

調子がよくなるんです。

 

なので最初の曲で助走するんです。

つまり助走ふうな曲をトップに持ってくるわけです。

難しくなく、声が大きく出せる曲。

 

でも、今回はライブ前に外で

「あー、あー」とか言って声を出していたら

わりとすんなりはじめられました。

 

そうか、ライブ本番で助走しないで

その前にすればいいんだ!

 

 

 

今更、ですね・・・。

 

 

さて!!(気をとりなおして)

 

次回ライブは11月6日

久しぶりに下北沢モナレコードさんにて

演奏する予定です。

 

ごはんがおいしいんですよ、たのしみです。


こんにちは。寒暖差に負けないようにモリモリ食べてますマスイです。

次回ライブで演奏する新曲、仮のタイトルを
「百年の孤独」としてましたが
もう違う考えも出てこないのでこのまま使っちゃおうかなぁ。

拝借先はガブリエルガルシアの小説タイトルからです。
まだ読んではないのですが、そろそろ手を出そうかと思ってます。

以前からとてもそそられるタイトルだなぁと思っていたので
こう、わりとストレートな、正々堂々とした(雰囲気の)曲ができたら
この名前をつけようかなと企んでいました。

いつも歌詞がなかなか出てこないのですが
今回はなぜかサクサクっとな。

あまり意味を考えずになんとなく最初からメロディにのっていた言葉を
できるだけ変えずに文章化してみました。
しかし悲しい哉、ほんの少しねじれてると言いますか
性格の悪さはにじみ出てる感じです。



この前の日曜日
私は久しぶりにお酒(弱めの)をたくさん(2缶)飲んで
にんまりしておりました。
場所は野音、目の前には渋さ知らズと素敵なお友達。

いつも渋さの後は疲れて帰るけれど
良い疲れであります。
大声出して発散してリラックスして
ちょっとうるうるするライブ。
いつも脱帽に脱帽です。

いつかちょっと混ざりたい・・。
でもお客さんとしても演奏に混ざることができるってのが
渋さの楽しいところなのでしょうね。
参加型、というよりは混ざるという感じ。

不破さんが言ってました。
「音楽で世界は変えられる」

私は正直、あまり真剣にその信念をもったことは
ありませんでした。
今でもまだ少し「どうなんだろ」と思うことはあります。

ただ、私自身、音楽に救われ音楽に育てられて。
音楽にとても感謝をしていることは事実です。

音楽を使ってとか音楽で何かを表現してとか
もちろん演奏するという行為にそういう意味合いはあるけれど
「世界を変える」には音楽自身ができるだけ自由な存在で
いることが重要なのかもしれないなぁと思ったりしました。

私達はあくまで寄り添うように音楽のそばにいる。
そしたらきっといつの日か
音楽が私達を飲み込んでくれて、
人は音楽をまとうことができるのかもしれません。

理想はきっと「いつの間にか変わっていた」という状況だ。

渋さの音楽は人を動かすことができる。
だから、少しずつ世界を変えられるかもしれない。

お久しぶりです。チャンプです。

本日、仕事を夏季休暇いただきましたが、台風の為どこにもいけません。

どうしたものかと考えた結果、

以前から自分の脳の感じがおかしいので、病院へ行きました。

うちの父もお世話になった大きい病院で、たくさんの患者さんがいました。

診察待ち時間の風景、看護師さんが右往左往、泣く子供、長髪の大きい眼鏡の男性、

明らかにご自身の愛犬であろう写真がプリントされたTシャツを着たおばさん、

さまざまな人生模様を感じさせる環境だな、と考えてしまった。


さて診察。

お医者様とお話しし、CTをとることに。

ベルトで固定され、目をつむる、、、

マシーンが動く、駆動音が恐怖をそそるが何事もなく終わった。

なぜかズボンの一部が湿っていて、なんの液体だか気になったが、

自分の体を心配することに集中した。

そして結果発表・・・

あれっ、影が、、、、


医者が言うには腫瘍では無く、恐らく先天的なものらしい。

また10月にMRIをとることになり、その場は退散。

あの影を見てからというもの、過去の自分の勉学面の事を

振り返り、なんだかその部分に違和感を感じるようになった。


忘れよう、医者も言っていたが、きっと疲労からくるものだ。

今日はゆっくり眠ろう。


トゥービーコンテニュー

次回は”チャンプMRIをとる”でお送りします。


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100829_100848_ed.jpg



100829_115608_ed.jpg


思いがけず、夏を満喫してきました、マスイです。

しかし、暑い。みーうー素敵でしたが、とにかくあつい・・。
歩いて食べてすべって。
良き汗をかきました。

そうか、これを「リフレッシュ」と言うのか。



先日の練習日。新曲を披露。
まだアレンジなどは定まってませんが
骨組み流れはなんとかできていたのでフフフンと歌う。

今回はわりと早めに歌詞ができそうな予感(まだ予感)。

今度のライブでご披露できたらよいなと
思っております。

次のライブは10月10日。
TOPページにも記しましたが
『祭(まつり)』というイベントに出演致します。

ご来場の方はおいしいドーナツも食べられる、とうわさで聞きました。

また詳細分かり次第、お伝え致します!



レコーディングライブに行けなかったので
奥田民生さんの『OTRL』を購入。DVD付き。
歌詞の一部を日記のタイトルにしちゃいましたが
『かたちごっこ』という曲がなかなか、うん。
ちょっとうるっと、来るんですよね。
泣いてはないですよ。うるっとだけね。

作業するパソコンはmacで
録音に使ってるソフトはPro Toolsのようです。
一瞬、Pro Toolsの購入を考えるが
いや、まあまあ、とりあえず今はガレバンとMTRがいれば大丈夫さ。


途中、録音した素材を誤って「消去」してしまった民生さん。
『コマンドZ!!』と言って焦る民生さんにフフフッ!

よし、あたくしもしらべもの作品のために
ドタバタドラム録音してこよう。



f467e5eb.jpeg


こんばんは。流れる汗をフキフキ歩いてます、マスイです。


先日、しらべものライブ無事終了致しました。

この日ご一緒したみなさん、なんだかひとくせありで
とても楽しい時間でした。

flawrightさんは途中D.I.Yな楽器が登場したり。

シニ沈ムさんは、あたくし終始小躍りでした。
ギターとギターとドラムの編成でしたが
うずまく音。その圧。でも轟音の中に潜む美しい旋律。

masaenomadさんはかっこいい女性。
突然のセクシーダンスにあたくしソワドキソワドキ。
歌もギターも情熱的。





さて、しらべものの演奏した曲を記しておきます。

2010.08.14 西荻窪ターニング
1.闇の光
2.青の幻聴
3.まよいのふち
4.日の出前
5.針の根


リハーサル中、私のギターシールドの調子がおかしく
ターニングさんに借りて本番を迎えました。
助かりました、ありがとうございます。
買い替えます。

でもなんとなく他の原因もからんでたかもなぁとも思っています。
アイツ(とあるエフェクター)、気分屋さんだからなぁ。
たまにこの子は機嫌が悪くなり、踏むと音が出なくなったりします。
今回、音が出なくなってしまうのはいやだったので
念には念をでアイツを踏まなかったぜ。
すまないね。今度はフミフミしますからね。


今回のライブはソラマメさんという
二人組さんがですね
司会兼幕間ライブをされておりまして。
なかなかね、大変だったと思いますが
楽しかったです。お疲れさまでございました。


668aa6c7.jpeg

出演者を紹介してくれるんです。

IMGP0180-2.jpg


あー、実は三人組だっ・・!あれ?チャンプさんいつの間に!?






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プロフィール
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しらべもの
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非公開
趣味:
音楽
自己紹介:
マスイ(gu&vo)、カセ(drums&key)のふたりで
2007年夏に結成。2008年10月、カセお勤め終了。お疲れさまでした。その後マスイひとりで活動。2009年1月、チャンプさんがベーシストとして加入。よろしくお願いいたします。

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